学校法人 諏訪学園 山形医療技術専門学校

高度専門士

高度専門士とは要件を満たす専門学校を卒業した学生が付与される称号です。本校の学生も卒業と同時に付与されます。
高度専門士の称号を得ることにより大学を卒業した「学士」と同等に扱われ、大学院の入学資格を与えられます。また、就職する際の待遇も4年制大学卒と高度専門士の待遇を同等に扱う病院が増えています。

高度専門士を付与できる専修学校の専門課程の要件

・修業年限が4年以上であること。

・課程の修了に必要な総授業時数が3,400単位時間以上(単位制・通信制の学科においては、卒業に必要な総単位数が124単位以上)であること。

・体系的に教育課程が編成されていること。

・試験等により成績評価を行い、その評価に基づいて課程修了の認定を行っていること。

大学と専門学校の違い

大学(学士)と専門学校(高度専門士)でどちらに進学するのが良いか考えるために、大学とイギセン(専門学校)の違いを確認しましょう。大学とイギセンでは「学ぶ目的」や「できること」が大きく異なります。大学の場合は選択科目が多いなど学習の自由度が高く、学業については学生の自主性に任せている学校が多い傾向にあります。一方、イギセンでは、現場で必要な知識、技術の習得と資格取得に重きを置いています。自分にとってどちらの学び方が向いているかを考え、進路の参考にしてみてください。

大学 イギセン
大学と専門学校の目的 学術の中心として、高い教養と専門的能力を培うとともに、深く真理を探究して新たな知見を創造し、これらの成果を広く社会に提供することにより、社会の発展に寄与する 社会や産業のニーズに即応しつつ多様な教育を柔軟に展開し、実践的な職業教育を行う機関であり、社会基盤を支えるために必要な人材を育成する
できること ・興味のある分野を深掘りできる
・幅広い教養を身に付けることができる
・教授の指導を受けることができる
・臨床で必要となる知識技術を身に着けることができる
・実技実習に多くの時間を費やすことができる
・個々に応じた国家試験対策を受けることができる
向いている人 ・学術的なアプローチや研究に興味のある人
・幅広い教養を身に着けたい人
・自ら学ぶことができる人
・即戦力として活躍したい人
・個々に合わせたサポートを受けたい人
・クラスメイトと研鑽し成長したい人
職業実践専⾨課程について

イギセンの理学療法学科・作業療法学科が平成26年3月31日付で、専修学校専門課程における「職業実践専門課程」に認定されました。
「職業実践専門課程」とは、企業等との連携により職業に必要な実践的かつ専門的な能力を育成することを目的とした文部科学大臣が認定、奨励する制度です。
認定の要件は、以下の事項となります。

認定要件

①修業年限2年以上であること

②専攻分野における企業団体等との連携体制を確保して授業科目の開設その他の教育課程の編成を行っていること

③企業等と連携して実習実技演習の授業を行っていること

④総授業数が1700単位時間以上又は総単位数62単位以上であること

⑤企業等と連携して教員に対し、専攻分野における実務研修を組織的に行っていること

⑥学校において自己点検、学校評価を行い、その結果を公表していること

⑦前項において専修学校の関係者として企業等の役員又は職員を参画させていること

⑧企業等との連携・協力を推進に資するために教育活動、その他の学校運営に関する情報提供を行うこと

本校も認定校として今後も質の高い職業教育をおこなってまいります。